南国へふたたび第7話 とんびがくるりと…
継続は力なり、とどこかの偉大な人はいいました。この言葉の力をすごく実感させられる今日この頃です。
某ひできすは受験時代、先生に言われた簡単で単調なとある作業を毎日かかさず続けることの難しさを知らされ、継続することの意味を考えさせられた覚えがあります。
何の話かといいますと、私の父方の数少ない親戚である叔母は同じ意行為を同じ時間に毎日継続することで、こんなことをやってのけてしまったのです。
なーんにもない山の中の村。早朝に叔母はぴーぴーと変な声で空に向かって叫び始める。
すると頭上にはどこからともなくすぅーっと黒い物体が近づく。はいカメラさん、もっと寄ってー。
それはまぎれもない、ぴゅるるるーな「とんび」。
ひできすー、そこでカメラ構えてると警戒しておりてこないよー、と叔母の声。
かろうじて撮る事ができた図が以下の写真。
叔母が置いたえさにダイブする直前です。オニヤンマのように低空をすうーっと飛んできて、突然ダイブします。
いやー、こいつはなんともエキサイティングな朝でした。とんびの餌付けに成功した叔母。その目前にダイブしてえさをついばむとんびの信頼関係のようなものを見ました。
翌日叔父、叔母、従兄弟、私、祖母とその妹(なんて言えばいいんだっけ?)と私の一行は、さらに山奥にあるええかげん徳島県の県境に近い保養地に向かいます。
直進徳島および別府なんて、へんな標識ですが、これは「べっぷ」にあらず。本当ですってば。
ここは「べっぷ」ではなく、「べふ」と読みます。高知県にある別府です。
高知市内はまだ紅葉には早すぎたが、気温の下がる山の中はすでに紅葉がほどよく美しい。その美しさに祖母が歓喜の声をあげる。その先には恐ろしげなつり橋も見える。
宿で見つけた「イノシシカレー」なるもの。本当にイノシシが入っているのだろうか。イノシシもまさか自分がカレーになろうとは…
おおお、むかし懐かしい「ピンクの電話」があるぞ。
そういえば思い出した。そのむかし「ピンク電話」じゃなんだかエッチな響きがあると思ったひできすはこれを日本語にローカライズ。その名も
桃色電話
…
…何か、よけいやらしい(何が?)
宿はこんな感じで一軒につき二部屋という、贅沢に土地を使った施設。年寄りには距離があるというオチもある。
温泉に入り飯を食べ、男どもはちょっと飲んで寝てしまった。隣の女性陣はわいわいやっている。明日早朝松山へ旅立つひできすは、挨拶代わりに隣を訪ねる。これでもグループ最年少のひできすは、ばあ様たちの良い話のネタにされ、深夜まで付き合わされたがしょっちゅうあることじゃないからとことん付き合った。
翌朝バスで松山へ。高知ー松山は、険しい四国山地をこえるので鉄道だと遠回り。その昔4時間弱かけて石鎚山ルートを国鉄バスで往復したものだが、いまは高速道路ができて2時間ちょっととなった。
松山行きのJRバス。女性の運転手さん。
山を突っ切る新道。
松山市駅、いよてつ高島屋前。ひできすがすんでいたころは「いよ鉄そごう」だった。
なんか屋上の観覧車が気になりますが、行かなかったので次回の日記で答えが出るとかじゃ別にありませんから。
つづく
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