南国へふたたび第3話 花火と散った夢
性格まるっとまる反対のひできすとSnigelは、ダブリン空港からそれぞれ日本とドイツに向かうべくそれぞれの出発ゲートに。
いやいやそもそも空港には一足早く出るSnigelのフライトにあわせてやってきたので、ひできすの出発時刻にはまだ相当時間がある。鼻歌交じりにひできすの向かった場所は
喫煙所♪
これから15時間近く吸えなくなるし。
(喫煙中)
さて暇だからチェックインでもしにいくか(オイ)。
今年初のホリデーに浮かれているひできすは、スキップしそうな勢いで空港ビルにとって返す。しっかし俺、あいかわらず荷物少ないなー。ひできすの荷物は、例のごとく機内持ち込みもできるサイズのリュックひとつ。諸事情により今回はこれにノートパソコンが加わったので、リュックは預けることにする。
自動チェックイン機で搭乗券を発行し、チェックインカウンターで預け荷物の重さを量る。
10kgすら越えてないし。
もったいないー!
ん?なんかSnigelの声が聞こえたような。→http://www.ikikou.com/2008/12/15/211
さて件のエールフランスの長距離線ですが、かねてから予約してあったこの席(44B)
飛行機のしっぽの細くなっている部分で、列の席数が減少する最初の列。僕の席の横が無駄にスペースがあり快適、快適。足投げ出してもカートに踏まれることもない。いやこの席はわし的に大当たり。
これはSnigelの入れ知恵なので、今となっては僕よりも旅慣れている彼に感謝しよう。
隣の44A席にはフランス人と思しき(フランス語しゃべってたからってフランス人とは限らんが)上品そうな中年男性。往路の長旅は...
全然OKじゃん!
エコノミークラスの食事はもとより期待していない。インシートスクリーンで見ることができる映画はやたらと数が多く、古い映画のライブラリーみたいなものもあって、眠れない君やあなたも飽きることはなさそうだ。
ひできすはというと、パリ発が深夜ということもあって適度に寝ましたよ。
翌日夕方6時に、エールフランスのボーイング777-300型機は成田空港に文字通り静かなランディング。眠っていたら気がつかなかったかもしれないくらいしずかちゃんだった。
ばんざい、1年ぶりの日本だー!
とりあえず空港ビル外の喫煙所へ。毎年同じ行動パターンだ。えーい、うるさい、うるさいっ!
しかしそれはそうと
...
う゛...
あ、暑い!
暑いのだ。最低気温がすでに5度とかのダブリン(10月末の話)からやってきたひできすのいでたちは、22度という日本でもこの季節ではまれな高温に快く迎えられようもない。
じわりじわりと汗の気配が。
そして追い討ちをかけるように、ひできすのもつ重大な性癖がここで浮き彫りになる。
服脱ぐと荷物増えるからやだーっ。
そう、寒いよりはいいと着込んでくるのはいいが、暑くても脱ごうとしないのは、脱いだ分荷物がかさばってしかも重くなった気がするからだ。
これはいけなかった。寒いのも暑いのもにがてなひできすは、元気なら京成線で帰るところだがかったるくなったので町田までの直通バス”かっこ高い”で帰ろうと決意したのはいいが、ちと遅かった。高速バスに乗って落ち着いたので服を何枚も脱ぐのだが、
今俺、激汗臭い(ガーン)
自分で感じるくらいだから臭かったろう。周りの人間の無言の苦情を感じる。こうなったらしょうがない、寝た振りしよう。
ところで今回は、関東の私鉄JR共通のPASMOというものを買ってみました。んで神奈川の地元のバス通りを歩いていて目に留まったのが
わーい、神奈中バスでも使えるぅ!こ・れ・は・便利!
いまさら何をと言いたい君やあなた、アイルランドのような田舎に住んでいるひできすにゃあ珍しいのさ。ぶっちゃけホリデー中しか使い道ないけど。
さて3週間のホリデー、1週間目のテーマは
地元でおもいっきりリラックスする
です。音が出るほどぼーっとしていたリラックスしたひできす、よく散歩にも出ました。
1年のほんのわずかな期間しか歩かないこの散歩道。毎日歩いている人はちょっと見過ごすかもしれない物事にもひできすはだからよく気がつく。
で、言ってるそばから
どわあっ!
き、き、きりん?
そんな芸能人がいましたな...
そーでなくてよ。なぜキリンさんが道端におちてるのよ?
よく見ると(よく見なくても)それはニセモノだった。普段毎日この道を通っていると気がつかないかもしれない(んなわけねーだろ)こんな風景にもひできすは好奇の目をむけてしまいます(爆)。
しかしマジであれが何故にあそこにああしてあるのかは今もって謎。べつに近くに幼稚園とか動物園があるとかいうオチはなかったし。まわりは畑と農園と病院くらいしかなかったし。うむむ。
————
そんなこんなでリラックス週間である1週目は早送りしたかのようにあっという間に過ぎ、2週目に入る11月1日に我が故郷、南国・高知行きの飛行機に乗るべくひできすは明日の朝、羽田空港に向かいます。
ところで1年に1度の帰省のタイミングは大体10月か2月が多い。理由は航空券が安いことと日本が蒸し暑くないこと。湿度の高い日本の夏はひできすをしてだらりとしてなーんもする気にさせず、せっかくのホリデーもぼけーっとしてるうちに終わってしまうのが目に見えていますから。
しかしジレンマもあります。日本で生まれ育ったわたくし、やはり夏祭りとか正月とかのイベントに参加できないのはいささか寂しいのは事実。夏の納涼花火大会なんてのは今や夢の祭典となってしまった。ひできすは花火大会の雰囲気が大好き。あの近所迷惑も顧みない、夜空に響くずどどーんという音と光のダンス。ああ、なんてすばらしい。
Snigel: 「おまえそれでどーしてカミナリが苦手なんだろうね。わからん」
...
俺だってわからんわ、んなもん。
そこへきて、そんなひできすにこれ以上ない朗報が天から舞い込む!
新聞の折り込み広告と一緒に入っていた広報に、やります、かわらず8000発!の文字。
なんと、8月に何らかの理由で延期された花火大会が明日開催だって?
突っ込みどころ満載じゃねえか?
いや、このさいそれはいい。
この季節に花火大会が見れるなんて俺はなんてなんて運がいいんだ?(ちょうどくそ暑いし)。
求めよ、しからずんば与えられんってか。
...
てか、俺その日高知だわ。
Orz
...
..
すんごく凹んだまま次回につづく(しつこいがひできすは花火大会が好き)。
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